ハマる!
店舗のデジタルマーケ
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アプリってどうやって作るの?スクラッチ開発とASPの違いと特徴について

 

店舗のアプリを作りたい!という声は多く聞きますが、色んなサービスやシステム会社が存在する中で、何を選べばいいのか悩んでいるという声も多く聞きます。

実際にアプリを作ろう!と検討する際は、「アプリの目的を定める」、「顧客とのエンゲージメントをどのようにするかプランニングする」など、多くの検討事項があります。その中で今回は、アプリの開発のパターンについて書いてみたいと思います。

アプリ開発には、様々なパターンがありますが、大きく2つに分類することが多く、ゼロから設計し開発を行う「スクラッチ開発」と呼ばれる手法か、「ASP(エーエスピー)」と呼ばれるプラットフォームを活用して開発するかというパターンに分かれます。今回はその2つの違いについて、まとめてみました!

それぞれの費用についてはこちらをご参照ください。
店舗アプリ開発にかかる費用はズバリどれくらい??ASP型、スクラッチ開発それぞれいくらかかるのか?

スクラッチ開発とASPの違いとは?

アプリを生業とする人でないと「スクラッチ開発」や「ASP」などという言葉はなかなかピンとこないと思うので、ここではに例えて考えてみたいと思います。ご自身で家、今回は一戸建てを購入することを想像してみてください。

★スクラッチ開発を家の購入で例えると、、
オーダーメイドで外観・間取り・材質・耐震性等すべてカスタマイズが可能
注文住宅

★ASP開発を家の購入で例えると、、、
既に間取りやデザインなどが完成されていて、改善はできないけど条件に合う物件があるかを探す
建売住宅

というような感じになります。つまり、スクラッチ開発はアプリ開発をゼロからすべてカスタマイズして開発ができ、一方ASPの場合は既に決められた機能・デザインが用意されているプラットフォームから開発をする、というものになります。

 

ゼロから作るスクラッチ開発の特徴

スクラッチ開発を一言でいえば、ゼロから作り上げる開発のことです。

自社が考える機能をゼロから開発し、UI・UXも自由自在に変更することが可能です。

スクラッチ開発はこの自由度の高さが一番の特徴となります。
オリジナル機能を入れ込み、他にはない唯一無二のアプリで顧客とのエンゲージメントを図ることができます。

ブランドデザインの表現へのクオリティを追求する、また、独自機能を開発して競合との差別化を付ける場合などはスクラッチ開発が選ばれることが多いです。

もちろん自由度が高いことは素晴らしい点なのですが、いいことばかりというわけではありません。

自由度が高い反面、すべてゼロから開発・制作が入りますので開発期間は長く、実現するために多くの要件を定義し、開発を進める必要があります。思い通りの家を作ろうとすると時間もお金もかかってしまうのと同様に、アプリもこだわればこだわるほどアプリを仕上げるまでの労力と費用が発生してしまいます。スクラッチ開発ですと数百万~数千万円という予算で作られることが多いです。

その他にも、構築されるシステムも初導入となることが多く、リリースをした初期段階では不安定さを伴うことも少なくありません。

 

テンプレートが用意されているASPの特徴

一方、ASPは「Application Service Provider」の略となり、わかりやすく一言で言えば、アプリの開発を簡単にできる仕組み(プラットフォーム)となります。

ゼロからアプリを開発するのとは違い、大枠が決まっているテンプレートをベースにして機能を組み合わせてアプリを開発します。

開発基盤となるプラットフォームが既に用意されていますので、スクラッチ開発ほどの難しい開発は不要の場合が多く、また、機能も既に用意されているのでスクラッチ開発に比べれば、低予算で且つ要件定義などの時間も省けるので少ない労力でアプリを準備することが可能です。
また、スクラッチ開発とは違い、既に開発されている基盤がありますので、安定性も一つの特徴と言えるでしょう。
ASP型でも多くのサービスがあり、安いものだと数万円台から導入できるサービスもあります。

ただし、前述の家の例で例えたように、予め用意されている機能を用いるので自由度は限られてしまいます。
決められた機能、決められた仕様、決められたテンプレートデザインでの開発・制作となりますので自社アプリと似たようなアプリが世の中に多いかもしれません。

 

まとめ

以上がスクラッチ開発とASPサービスの特徴でした。

どちらがいい、悪いというより、様々なニーズに応じてアプリ開発市場が拡大していますね。
アプリ構築を検討するときには参考になれば幸いです!

ちなみに弊社ではスクラッチ開発とASPの良いところ取りをしたようなプラットフォーム「Insight Core(インサイトコア)」を提供しています。テンプレートのメリットを活かしつつ、必要に応じてオリジナルデザインの適用や、機能拡張、外部システムとの連携も柔軟に対応しながら、低価格でスピーディに対応することが可能です。また、アプリのプランニングから開発、リリース後の運営までワンストップでカバーしている大変便利なサービスです。お気軽に資料請求やお問い合わせをしてください!

 

  • 山羊助

    WEBのお仕事を渡り歩いてWEBエンジニアとして2016年からエンターモーションで働いています。 休日はあちこちの史跡や山や神社仏閣を渡り歩いています。近いうちに槍ヶ岳にチャレンジしたい気持ち。
    インサイトパズルは、店舗で役立つデジタルマーケティングのノウハウや事例を店舗の利用者目線で紹介していくメディアです。あなたに必要な知識のピースをカチッと埋めにかかります。

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