なぜ店舗アプリを作りたいのか?導入の背景別に考えるアプリ開発
こんにちは。デジタル販促を検討している店舗企業様へ、店舗アプリのご提案を日々していますが、店舗アプリで実現したいこととして、「スタンプカードをアプリ化したい」、「クーポンを配信したい」などお客様によってニーズは様々です。
この記事では、それぞれのニーズに対しての解決手段について、実際に相談いただいた事例を元に紹介していきます。
目次
なぜ「店舗アプリを作りたい!」のか
「アプリを検討している」「アプリを作りたい」などという声は頻繁に聞きますが、「作れます!」という回答のみをお伝えすることはありません。
例えば異なる3社からアプリのご要望をいただいたとします。皆さんの共通しているニーズは「アプリを作りたい」です。しかし、どうして店舗アプリを作りたいのか、詳細を突き進めていくと異なる背景が見られます。
競合他社がアプリをリリースし、他社への流入を防ぐためアプリを作りたい
事前に競合調査はもちろん実施しますが、大事なのは自社の顧客のため、他社のアプリをトレースする事よりは自社の顧客のニーズを把握することを推奨することが多いです。その上で、自社に適した機能やコンテンツを検討しましょう。
既存のメルマガなどの施策が頭打ちになっており、他の手段での販促を検討したい
アプリのご提案も致しますが、アプリが顧客との繋がりの唯一の答えではないため、アプリ以外の選択肢(LINEやSNS等)も考慮いただきその上で検討いただく事を推奨しております。
アプリは目的ではなく、手段であることを踏まえ、プランニングをすることで最適な販促手法を洗い出すことが可能です。
ユーザーとのエンゲージメントを見える化できる手段を探している
来店する顧客に対するエンゲージメントのためKPIとして来店回数の指標となりえる「会員証カード提示」や「チェックイン」などの指標値を提示の上、目的の摺合せをします。また、実際に見える化できたとしても継続的な計測が必要となるので、数値を追う事よりは得た数値からどのような改善や施策をするかをプランニングの段階から考えるとアプリリリース後に活かせます。
まとめ
上記のように「アプリ開発」の背景は各社によって様々です。そのため、最終ゴールが開発することであっても「目的に沿ったアプリ開発」の検討が重要となります。全てのニーズに共通しますが、「アプリ開発の目的」をもっともっと掘り下げることで、機能や手段が具体化できます。
市場・顧客・企業の多様化によって、背景は千差万別となり、アプリ開発のニーズも多種多様となっています。深く考えずに「販促目的のアプリの開発」を進めることは可能ですが、「背景」や「目的」を疎かにすると「結果」も曖昧になってしまいますので、他社事例を参考にしたり、プランニングをしっかりして成功するアプリを作りましょう。