店舗アプリを活用した集客実現につきまとう3つの課題
こんにちは!ゆかちぇりな(@yuka_tsurugi)です。
今回は、これから自社アプリを活用し集客を実現したいと考えている店舗企業の販促担当者様向けに、店舗アプリ実現に伴う課題とその対処方法のポイントをまとめてみました。
目次
店舗アプリ実現前に直面する3つの問題
店舗アプリを活用した集客実現に向け動き出すと、必ず以下3つの問題に直面します。
「そもそも、どんなアプリにすればいいのかわからない」
「システム開発費用と維持費用をなるべく安く抑えたい」
「アプリリリース後はどのように運営していけばいいのかわからない」
自社の店舗アプリを活用した集客を成功させるには、これらの課題を一つ一つクリアし、乗り越えていく必要があります。
では、具体的にどうしていくことが必要なのかお話をしていきたいと思います。
①「そもそも、どんなアプリにすればいいのかわからない」
多くの店舗企業様が、アプリを用いた集客を検討してはいるものの、何をどのように進めればよいのかわからないというのが実情ではないでしょうか。
まずは、検討しているアプリがどんなビジネスゴールを実現するための施策なのかきちんと目的を定義し、そのゴールを定量的にモニタリングするためのKGIとKPIを設定します。その上で、アプリがどんなペルソナのユーザーにどのようなシーンで利用されるのかを、カスタマージャーニ―マップを通して設計し、実装する機能の洗い出しを行い、アプリのデザインを確定していきます。
どのようにアプリを開発するかの前に、どんなアプリにするのかというプランを上記の手順を通じきちんと練っておくことで、次のステップである開発プロセスのありかたが見えてきます。
②「システム開発費用と維持費用をなるべく安く抑えたい」
前述したアプリのプランニング内容に応じ、いわゆるゼロから開発するスクラッチ開発なのかASP等のプラットフォームサービスを活用するのか検討していきます。
(関連記事:アプリってどうやって作るの?スクラッチ開発とASPの違いと特徴について)
スクラッチ開発に関しては、自由度も高いですが開発費用・維持費用ともにコストが非常に高くなる傾向にあるので、よほど特殊なアプリを想定していない限り、基本的にはプランニング内容を具体化できるアプリ開発プラットフォームサービスを探すことで、コストを抑えたアプリ開発とシステムの維持を行うことが可能です。
③「アプリリリース後どのように運営していけばいいのか?」
どんなコンテンツを配信すればいいのか、問い合わせにどう対応すればいいのか、トラブル時にどう対処すればいいのか等、運営実務上の課題は多岐に渡ります。
リリースまでに、アプリを活用した集客施策を推進する社内の役割分担を決めておきましょう。
社内の誰がアプリ内で実施する企画の立案を行い、実際にアプリ上にコンテンツを反映させる作業は誰がどのような頻度で行うのか、また、カスタマーサポートはどんなレギュレーションで行うのかといった細かな部分から、データ分析によるアプリ内施策の定量的なレビュー手順まで、事前にしっかりと整理しておくことで、リリース後も迷いなくアプリを運営し、店舗アプリを活用した集客実現に必要なPDCAを回していくことができます。
運営体制をしっかりと整え、アプリユーザーにとって満足度の高いサービスを提供することが店舗集客実現の重要な要素となります。
まとめ
店舗アプリを活用した集客の実現に伴う課題を乗り越えていくには、「開発手法の選択」のみならずその前後の「プランニング」と「運営体制の整備」も非常に重要となります。
一方で、アプリ開発がスタートした後にその重要性に気がづき、結局何をすればいいのかわからなくなってしまい開発が進まなかったり、折角アプリをリリースしたにも関わらず、適切な運営が行われていないことで、ユーザー離れを起こしてしまっているアプリがたくさんあります。
自社の店舗アプリを検討する際は、開発だけではなく、どんなアプリを作るべきなのかという部分と運営体制の整備という部分にも十分注意して、アプリのプランニング・開発・運営それぞれに漏れ抜けがないよう、プロジェクトを進めるようにしましょう。
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