アプリのアップデートって頻繁に必要?意外と知らない必要な理由
アプリを日常的に利用していると、アップデート・更新をすることが多くあるかと思います。ゲームやツール系などは日々バージョンアップして新しい機能を追加することは多いですが、店舗向けのアプリはどうでしょうか。
お客様から質問をいただくことも多いので、販促向けの店舗アプリのアップデートの必要性についてまとめてみました。
アプリのアップデートが必要な理由
結論から申し上げますと、アップデートは必要です。ただ必要な理由は状況に応じて様々ですので、頻繁にアップデートをする必要があるかどうかはアプリ毎に変わってきます。
今回は、①外的な要因と②内的な要因の2つにわけて説明します。
①外的な要因
アプリはApp Store、Google Playなどを通じてダウンロードすることができますが、提供しているプラットフォームの仕様にあわせて、アップデートが必要となる場合が多いです。
・開発ソフトのバージョンアップ
・その他規約変更に伴う改修
特にセキュリティ要件での対応は重要となり、各プラットフォームでの告知等はウォッチする必要があります。要件を満たさない場合、公開することができないなどの弊害が発生します。
このあたりは専門性が高い部分なので、開発ベンダーに確認されるのがよいかと思います。特にサービス開始前の確認を推奨します。
開発のインフラの充実や外部からの攻撃(いわゆるハッキング、クラッキングの類)も日々変化しているため、上記のような外的な要因でのアップデートは必須となります。
しかし、上記のようなアップデートは利用するユーザーにはあまり関連性がないため(未対応でアプリが使えなくなった!などを除き)、表に出てしまうことはあまりありません。何気ないアップデートでも実は裏では上記のような対応をしていることが多いです。
②内的な要因
内的な要因はズバリ、アプリ由来となる事象が理由となるケースです。
・UI/UXの向上
・バグの改修(軽微・重度共に)
・アプリ提供会社のシステム改修
外的な要因よりも事例が多い内的な要因ですが、ピックアップすると上記のような例が挙げられます。
アップデート=新機能 と思われがちですが、日々利用する上で利便性の向上のために細かなバグの修正や、見た目や使い勝手(UI/UX)の向上も適宜対応されていることが多いです。アプリを提供しているベンダーによっては固有のアップデート(安定性の向上等)が必要になる場合もあります。
最後に、ユーザーが一度ダウンロードしてそのあと使わなくなってしまうという状態にならないように、アップデートという手段でコミュニケーションを取るという選択肢もありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アプリがユーザーの中で風化しないように工夫するのも重要ですし、日々進化するセキュリティ対策への対応もあるため、アップデートは不可欠となります。
ただし、不必要(本来不要だったけど、進行や仕様に後から改修が必要等)は、発生しがちでもありますので、それを防ぐためにも事前の準備が大事となります。Insight Puzzleでも幾つか事前準備についてあげているので、#KPI設定や、#ノウハウで読んでいただければ幸いです!