店舗アプリを活用したデジタルマーケティングを行う上で「ペルソナ」を定義することの重要性
こんにちは!misaki(@misaki9l)です。
店舗に来店するお客様の年齢や性別などは、業種業態によって異なります。完全にターゲティングされていることもあれば、老若男女さまざまな方々が利用している店舗もあります。
どんなお客様向けにサービスを提供するかというペルソナの設定は、どこの店舗でも実施しているかと思いますが、アプリを活用したデジタルマーケティングにおいてもペルソナを考えることは非常に重要です。
今回は、そんなペルソナ設定の重要性について書いていきます。
デザイン・機能・UIの方向性を定めるため
まず、「どんな人向けのアプリなのか」という点から、アプリのデザイン・機能・UI(User Interface/操作のしやすさ等)をこだわる必要があります。20代の女性向け、30代の男性向けを検討した場合、同じようなデザインにはなりません。
例えばアパレルの店舗アプリを作ったとします。おそらく20代女性向けのアプリであれば、可愛らしいデザインで、SNSや毎日チェックできるようなコーディネートページなどの機能があれば喜ばれると思います。また、30代男性向けのアプリであれば、あまり派手すぎないデザインで、シンプルな作りになるのではないでしょうか。
どういったデザイン、機能にしていくか決める上でペルソナを反映させることはとても重要です。
施策のタイミングを決めるため
アプリを利用しているユーザーのペルソナに基づいて施策を実施することがあります。
例えば会社員の方の利用が多い場合、また主婦層の方が多い場合は、それぞれ施策を告知する時間や曜日などが変わってくるはずです。
会社員の方は平日の日中は仕事をしている場合が多いため、プッシュ通知などお知らせを出すタイミングは平日夜や土日に有効になります。
一方、主婦の方々は日中に買い物を済ませることが多く、活動を始める前の朝などに配信すると効果的です。
それぞれのペルソナが利用するシーンを想起して施策の告知を行うことが重要です。
メッセージの内容や伝え方を検討するため
告知する内容やどう伝えていくかについてもペルソナを意識すると変わってきます。
一つのPush配信でも、語尾や文字数でニュアンスは変わるので、特にターゲットが明確な場合は意識して告知されるとよいでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。お客様と対面でコミュニケーションを行う際には、お客様の性別や年齢に応じて意識せずともお客様に合わせた対応が容易にできるかと思いますが、デジタルでお客様とコミュニケーションを取るとなると、相手の顔が見えないためペルソナの意識が希薄になりがちです。
ペルソナを意識してアプリ等のデジタル販促を実施することで、更に来店してもらえるチャンスを増やしていきましょう。